日本臨床腫瘍学会の発表している新型コロナウイルス感染におけるがん患者への対応Q &A(2020/2/17)を下記に転記しますので、ご参考にしてください。

新型コロナウイルス感染におけるがん患者への対応 Q&A

Q1. 現在抗がん剤治療を受けています。新型コロナウイルスに関して注意することはあり ますか。

Q2. 以前抗がん剤の治療を受けていましたが、新型コロナウイルスに関して注意すること はありますか。

A2. 比較的近い過去(1~2年以内)がん治療経験された方は、免疫力が若干弱くなっ ている場合があり、新型コロナウイルスに感染や重症化のリスクがあることは否定 できません。感染を防ぐことが極めて重要ですので、人混みを避け、手洗いやマス ク着用など一般的な衛生管理をお願いします。

A1. 新型コロナウイルスで重症化する患者さんの特徴は十分解明されていませんが、 がんを患っていることや抗がん剤の治療を受けていることは、肺炎など重症化のリ スクである可能性があります。抗がん剤治療を受けていると、感染に対する抵抗力 が低下している可能性があります。感染を防ぐことが極めて重要ですので、人混み を避け、手洗いなど一般的な衛生管理をお願いします。

Q3. がん患者で新型コロナウイルス罹患が疑われる場合、診療で留意する点はありますか。

A3. 明らかなエビデンスはないものの、CDC のガイダンス(2020 年1 月30 日付け) では、がんの罹患は重症化リスクの一つであるとされています。免疫抑制状態も リスク因子とされているため、抗がん剤治療を受けている患者はさらに厳重な注意 が必要です。新型コロナウイルス感染が確認された場合は、速やかな感染対策の上、 丁寧なモニタリングを行い、必要に応じて治療の一時中止や延期を考慮する必要が あります。