患者さんから、乳がんにならないように、または再発しないように、乳製品を控えていますという声を時々聞きます。

しかし、牛乳と乳がん発症にははっきりとした因果関係は確認されていません。むしろ、乳製品を摂ることで乳がんリスクは低くなる可能性があります(1)。

また、日本人のカルシウム摂取量は必要とされる量を下回っています。600~700mgのカルシウムが必要ですが、平成9年の平均摂取量は571mgでした(2)。

将来の骨粗鬆症予防のためにも、乳製品は積極的に摂取した方が良いものと思われます。

(1)日本乳癌学会 乳癌診療ガイドライン
(2)厚生労働省、栄養・食生活