みなさんこんにちは。院長の森です。外は不穏なお天気で自然の大きな力には逆らえないと感じる日です。

さて、JAMAで先月掲載された論文で乳癌に関するものがありご紹介します。

1983-1995年にオランダの体外受精クリニック12施設で体外受精を受けた約2万人と体外受精以外の不妊治療を受けた約6千人の乳癌発症リスクが評価されています。平均観察期間は21年でした。

結果は体外受精を受けた群と、体外受精以外の不妊治療を受けた群の乳癌発症率に差はなく、一般集団と同じ発症率でした。

この結果から、体外受精は長期的な乳癌発症のリスクとはならないと考えられます。

このような大規模で長期にわたる研究の結果が出せるヨーロッパの体制づくりは素晴らしいですね。